アナリスト 2005 2 19

 株式のアナリストは、株価が上がっても、うれしくないと言われます。
それは、そうだと思います。
 アナリストは、職業倫理の観点から、株式投資ができないことになっています。
これは、当然のことです。
 たとえば、自分が持っている株について、
「この株は有望である。株価は、もっと上昇する」と書いたら、
アナリストの意見は、株式市場に影響力がありますので、
株価は、思惑どおりに、上昇するでしょう。
しかし、これは、職業倫理にも反するでしょうし、モラルにも反するでしょう。
 「これでは、アナリストは気の毒な職業である」と思うでしょうが、
株価が上昇すれば、アナリストの評価も上がって、
結局、アナリストの給料も上がるのです。
モラルの確保は、結局、損はしないのです。



























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